Hello world!

あけましておめでとうございます.
昨年一度リニューアルしたのですが,データベースの使用期間が切れて削除されてしまい,それっきりになっておりました….
定期的に更新するかは未定ですが,何かしら文章を書く場所があった方がいいなぁと思ったので復活だけさせた次第です.

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演奏会のご案内

ご無沙汰しております。
最近はTwitterにばかり感けていてこちらのほうは半年近く放置してしまいました…。
(Twitterの面白さは気が向いたら今度語りたいと思います)。
誰も見ていないかも知れませんが、念のため2日前に迫った演奏会の告知を。
(下の文もmixi日記から転載です。何もかも手抜き…)
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アンサンブル・ビアンカフィオーリ第19回定期演奏会
日時:2010年7月11日(日) 14:00開演
場所:第一生命ホール
入場料:無料
曲目:
・シンフォニア (マネンテ)
・ジプシー風セレナータ (S.ファルボ)
・組曲「吟遊詩人」 (A.アマデイ/中野二郎)
・内燃機関 (菅原明朗)
・日本スケッチ (貴志康一/石村隆行)
※消防法により、満員の場合は入場をお断りします。
就学前のお子様の入場、および会場での録音・撮影はご遠慮下さい。
Web:http://biancafiori.web.infoseek.co.jp/
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前半は”お家芸”のイタリアもの、後半は、本邦クラシック黎明期の作曲家の作品を演奏します。
菅原明朗「内燃機関」は、昭和初期(1929年)に作曲されたとは思えない、優れて音響的な作品。管楽器が哀愁を帯びた旋律を奏でる中、絃(弦)楽器は、エンジンの運動を模した、極めてシステマチックでミニマルな演奏を要求されます。
客席にどんな風に聞こえるのか楽しみ、というか、はっきり言って客席で聴きたい曲です。
28才の若さで亡くなった”夭折の天才”、貴志康一の手になる「日本スケッチ」は、それぞれに日本の情景を切り取った、バラエティ豊かな4つの楽章から構成される、組曲形式の作品。
特に、5拍子を基調とした変拍子で演奏される、3楽章「面」の、極めて日本的な旋律と、アブストラクト且つモダンな響きが合わさった曲想が面白い。イケイケの最終楽章も聴きものです。
皆様、お誘い合わせのうえご来場ください。
取り急ぎ以上。

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ついったー

遅ればせながら.Twitter始めてみました.
http://twitter.com/yossy43jp
言っても詮無いことばかりつぶやいていますが,ぜんぜん反応がなくて寂しいので,やってるよー,って人がいたらフォローしてもらえるとめちゃ嬉しいです.

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告知×2

こんばんは.
2月に2日続けてイベントがありますので,告知を.
まずは,(いちおう)僕が主宰しているマンドリン・アンサンブルの定期演奏会.
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★アンサンブル・モザイク第2回定期演奏会★
日時:2010/2/20(土)15:00開場、15:30開演
場所:すみだトリフォニー小ホール(URL:http://www.triphony.com/index.php
曲目:
 舞曲(ブレスゲン)、スペイン組曲(C.マンドニコ)、海の組曲(A.アマディ)、序曲(吉水秀徳)ほか
団体Webサイト:http://mosaic.web6.jp
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で,その翌日に横浜で開催されるイベントに出演します.
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★みなとみらいアマチュア室内楽フェスティバル2010(ACF2010)★
日時:2010年2月21日(日)14:30開場、15:00開演
場所:横浜みなとみらいホール 小ホール
司会:朝岡 聡(コンサートソムリエ)  安田佑子(フリーアナウンサー)
テレビマンユニオン公式ページ:
http://www.tvumd.com/festival/festival.htm
チケットぴあ:
http://ent.pia.jp/pia/event.do?eventCd=0952042
♪アンサンブル・モザイクの出演は5番目です。
去年も出演したのですが,幸運にも2度目の出演の機会を得ました.
メールしてもらえればチケットを割引価格で融通できます.
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今年は仕事がヤバくてなかなか厳しいのですが,なんとか合間を縫って練習して,素敵な演奏をお届けできたらいいなぁ,と思っている次第です.

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あいさつと雑談

ご無沙汰しております.
明けましておめでとうございます,と言うにはいくら何でも遅すぎますが,
ひとまず本年も宜しくお願い致します.

年末に一発シメの記事を書こうと思いながら果たせずじまいでしたが,その年末にちょっとした出来事がありまして.
このブログを設置しているレンタルサーバ,ロリポップサーバの管理局から,「あなたのサイトがサーバに負荷をかけているので何とかしてくれ」という旨の警告メールが届いたのです.
メールには,負荷をかけているSQL(データベースに問い合わせするための命令)も書かれていたので,それを頼りに調べたところ,アクセス解析のプラグインが原因であることが分かりました.
テーブルにインデックスを張ったりしてチューニングしても良かったのですが,細かく見ている時間がなかったので,アクセス解析プラグイン自体をアンインストールして,その旨を管理局に返信してひとまずクローズしました.
前に雑談で書いたように,このブログは,バージョンアップして以来,管理画面から記事の編集が出来なくなっていて,今はデータベース内の記事データを直接更新して編集している有様なのですが,そこに追い打ちをかけるように今回のような出来事が起きて,率直に言って,レンタルサーバでのブログ運営に限界を感じています.
勿論,時間と手間をかければ復旧,運用出来ることは分かっているのですが,要するに,以前のように,ブログの管理に手間をかけるだけのやる気と根気を,今の僕が持ち合わせていないということです.
あと,また別の話として,僕は今年で30才を迎えてしまう身です.保坂和志がどこかで,「人間,30手前になると人生について考えちゃうもんだ」みたいなことを言っていたとおり,僕も,「しょうもない本とかCDについて,しょうもないことを延々書き連ねるのは,社会的に見てそろそろマズイいんじゃないか」,とか,「いい加減自分の人生という物をちゃんと見つめ直さないといけないんじゃないか」など,いろいろと思うところがあるわけです.
というわけで,その辺を総合して,今年はこのブログの転機と考えていて,具体的には,
 ・無料のレンタルブログに移転する
 ・記事のテーマを,「ライフハック」「婚活」にシフトする
この2つを達成すべく頑張っていきたいなぁ,と思っております.

閑話休題.
半分以上ウソの話は置いておいて,年末から今にかけて,書こうと思っていた話題を幾つかと,これから書くつもりの話題を列記して今日は終わりにしたいと思います.
■かまくらカスター
   「JOJOの奇妙な冒険」第4部の登場人物,東方朋子の大好物なのは周知の事実ですが,実在するお菓子であることは意外と知られていないのではないでしょうか(僕がこの事実を知ったときはかなりテンションが上がったものです).
   実物は,鎌倉駅前の「ニュージャーマン」なる洋菓子店で販売されています.味は,まぁ普通に,というかけっこう美味いのですが,仙台まで取り寄せて食べる程ではないかも知れません.
   鎌倉ニュージャーマン:かまくらカスタ−
   保坂和志の「季節の記憶」を読んで以来,鎌倉にはわりと憧れを抱いていて,こないだ訪れたときには,その「季節〜」の舞台になった,稲村ヶ崎に行ってきました(「稲村ジェーン」の舞台でもありますね,と,オヤジ的フォロー).後は,鎌倉文学館で澁澤龍彦が堀内誠一に宛てて書いた手紙を見たり(「血と薔薇」コンビです).
   関東の人はやたら京都や神戸が好き,というか幻想を抱いている気がするのですが,関西人から見た,横浜とか鎌倉が,ちょうどその逆パターンに当たるかもしれませんね.
   
■Hariboグミ ラクリッツ
   グミ好きで,特に洋モノのハリボやカッチェスが好きです.食べたことのないものを見かけたら取り敢えず買うようにしているのですが,先日,噂のリコリス味のハリボを見かけたので買ってみました(ラクリッツ=リコリス=甘草です).
   
   パッケージはこんなんです.
   
   
   名状しがたい恐怖を湛えた禍々しき漆黒の螺旋.
   
   「塩気のあるゴムタイヤ」みたいなモーレツな味がします.舌がバカな僕でも渦巻きひとつすら食べきれませんでした.
   北欧ではよく食べられているらしいリコリス菓子ですが,日本人には向かないですね.
 
■これから書く(つもり)の話題
 ・ベスト本
   小説は読書メモで大分書いたので,できれば漫画編を.ネタバレですが,石坂尚「石の花」を読んで物凄く感銘を受けたので感想を書きたいのです.
 ・2009年ベストアルバムに代えて
   下期に買ったCDを並べるだけです.再発盤合わせて新品は6枚しか買いませんでした.今年はもっと減らしたい.
 ・散歩の達人 2010年1月号「本屋さんが面白い!」
   本屋特集.好きな本屋とか,丸の内オアゾの丸善に出来た「松丸本舗」に行った話とか.
以上,BGMは Swan Dive/Circle.90年代フォエヴァ.

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雑談(11/18)

こんばんは.
最近,お仕事が忙しくて中々更新がままならないのです(T_T)
下期にメインで書いていた「読書メモ」は,書くこと自体は楽しいのですが,いざ書くとなるとけっこう時間がかかる(上に何も反応がない)ので,ちょっと滞り気味です.
そもそも10月以降あまり本を読めてないですし.仕事で差し込まれてくると,「心の内部の浸透圧」みたいなものが下がって,しょうもない本を受け入れる余地がなくなってしまうのですね.やだなぁ.

さて,来週,11/23は,このブログの開設6周年です.
めでたいんだかどうだか知りませんが,少なくとも6年というのはけっこうな歳月でして,ぴかぴかの一年生だった姪っ子が,もう今年で小学校卒業なのね,ぐらいのスパンはあるわけです.(「姪っ子」に特に過剰な意味はありません)
このブログを始めた頃,新社会人だった僕は,6年後の自分はきっと,シティ・エグゼクティブなビジネス・パーソンとして,「Gainer」とか「大人の週末」とかに載っているようなシャレオツな記事(「広尾の隠れ家的バー」とか)を書いているに違いない,と信じて疑いませんでした.
ところが,現実は,ご覧の通り,開設当初と同じように,全く持ってしょうもない記事しか書けていないわけでして,自分は今まで一体何をやって来たのだろう,と愕然とするばかりです.
とは言え,最早あまり改善する気力もありませんし,これからも,「終わらないモラトリアム」を,全力を挙げて表現していきたいなぁと,思っております.半ば開き直りつつ….
閑話休題.
ひとつぐらいはミのある話を.
■ヴェルナー・パントン展
於東京オペラシティアートギャラリー.京王新線の初台駅から直結.
カラフルなプラスチック成型のデザイナーズ・チェア,「パントンチェア」で知られる,ヴェルナー・パントンの企画展.
普段は,あまり家具とかインテリアとかに関心のない僕ですが,めちゃめちゃ楽しめました.
カラフルな色彩のサイケデリックかつレトロフューチャリスティックな家具の数々に眩惑されっぱなし.
特に,壁一面に並べられ,目眩くサイケな光のパターンを演出する「リング・ランプ」や,赤,青,紫のカーペット生地を張り巡らした超三次元的不思議インテリア空間,「ファンタジー・ランドスケープ」がステキでした.
あまり時間が取れなかったので,会期中にもう一度行きたいなぁ.
12/27までやってます.
ヴェルナー・パントン展|東京オペラシティ アートギャラリー
「Gallery」で,会場の雰囲気を感じられるかも.
以上,BGMは「決定盤 李香蘭(山口淑子)大全集」.最近はこればかり聴いています.「夜来香」はとても好きな曲です.

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雑談(10/25)

こんばんは.穴埋めの落書きです.
最近,自己啓発の意味を込めて,時たま,mixiで日記を書いたりしているのですが.
「書きさえすれば何かしらコメントをもらえる」と思っていたところ,どうもそうではないらしいことが分かって愕然としています.
まぁ,書いている内容といえば,例えば,「タイの双子のアイドル,NekoJumpの曲が,テレ東のアニメの主題歌に!」とかなのですが,流石に一般的な話題でないことは分かるものの,哀しいかな「どれだけ本気で気持ち悪がられるか」が分からないのですね.
このブログも殆どコメントが付かないまま書き連ねて6年余り,学んだことと言えば,僕の関心事は,世の中では,あまり見向きもされていない,という,謂わば「世界に無視されている」感覚だけかもしれません.
そんなデッドエンドな話はさておき,9月末の更新から今までで,記事を書こうと思いつつ成し得なかったトピックをなんとなく挙げておきます.
・「サマーウォーズ」見て泣いた.Geekが活躍する話なのと,ド田舎が舞台なのが,両方とも凄くツボだった.花札勝負ってのも,任天堂リスペクトで良い感じ.
・フレッシュネスバーガーの「ベジタブルバーガー・マッシュルーム」の発売に合わせて,普段はエロ動画を買う目的でしか使わないDMMで,「マタンゴ」のDVDをレンタルして見た.今見るとチープだけど,子供の頃に見てトラウマになるってのも分かる気がする.「スイカ男」とかめちゃ怖かったもんなぁ.因みにマッシュルームバーガーはまだ食べていない.
・同時に借りた「処刑軍団ザップ」を見て,あまりのしょーもなさとサントラのヤバさに打ち震えた.全編,変なシンセノイズと間抜けなギター.吉田喜重の「戒厳令」で,一柳慧がサントラを担当して,映像とミスマッチな電子音楽を繰り広げているが,それを一万倍チープにした感じ.この手の見るべきものがない映画の常として,女の子は可愛く見えるわけで,リン・ローリーはとてもカワイイ.
・エミー・ザ・グレートが可愛い.ナチュラル・ビューティな感じが素敵.歌もけっこう良いし.久方ぶりにクッキーシーンを買ってしまった.「グレート」が付く芸名といえば,グレートカブキ,グレートムタ,グレート東郷,グレートサスケ,グレート義太夫などなど,ムサい男と相場が決まっていたところに,彗星の如く現れた彼女の今後に期待です.
・沙村広明の短編集「シスタージェネレーター」がめちゃくちゃ面白かった.ギャグ・不条理・インモラルが交錯した氏独特の世界観に加えて,「水中,それは苦しい」や「高橋敏幸」などのサブカルネタもツボ.前の短編集「おひっこし」の時は,「無限の住人」のイメージが強すぎて,新しい人物が出てくる度に「こいつはどんな得物(武器)を持ってるんだろう?」「こいつも五体バラバラにされるのかな?」などと考えてしまったんだけど,作者の書く現代劇にもちょっと慣れてきた感じかも.強烈に画が上手いのに一般受けするモノを描かないのは勿体ないとも言える.
・最後は,今年最大のイベントとして,Perfumeのツアーを見に行った.大阪城ホール.色々と思うところがあり過ぎて書けません.
以上.BGMは Dave Digs Disney / The Dave Brubeck Quartet.
言わずと知れた名盤.ディズニーのカヴァー集.ポール・デズモンドのサックスが最高です.

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ペプシあずき

ご無沙汰です.
色々書きたいネタは溜まっているのですが,中々更新できず.
取り急ぎ時事ネタのこれを.

「ペプシあずき」は、上品でまろやかな甘さと、コーラならではの爽やかな刺激が特長の「あずき」風味のコーラ飲料です。液色には、「あずき」をイメージさせる、えんじ色を採用しました。パッケージは、着物の地模様のようなデザインを背景に、金色の商品ロゴを縦書きで配すことで、雅な和の世界を表現しました。
サントリーニュースリリースNo.10568(2009.9.29):「ペプシあずき」季節限定発売
http://www.suntory.co.jp/news/2009/10568.html

夏のシソ味に続く,冬の変ペプシは,勇之助くんもびっくりのあずき味.
そのまんま「汁粉を薄めて炭酸を入れたような味」がします.後味が特に汁粉っぽい.
例によって原料にあずきは入っていません.香料万歳です.
炭酸コーヒーとかもそうなのですが,元々酸味のない甘さのモノを炭酸飲料化すると,
飲んでて酸っぱさを感じたときに,悪くなってる(腐ってる)んじゃないかと反射的に
思ってしまうので,私的には,このあずき味もちょっとNG気味です.

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読書メモ(9/28)

■スティーブン・ミルハウザー / ナイフ投げ師

ナイフ投げ師 ナイフ投げ師
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・ゴシックロマン的な作風を得意とする現代アメリカの作家の短編集.柴田元幸訳.
・珍しく図書館に複数冊の蔵書があったり,借り手がついていたりで,かなり売れた本のようである.
・精密/細密/緻密にして濃密,博覧趣味でモノマニアック(物マニアック)な描写が,この作家の真骨頂と見受けた.
・表題作.今や有り触れた曲芸となってしまったナイフ投げを,窮極の芸術,謂わば「エクストリーム・ナイフ投げ」へと進化させた,天才ナイフ投げ師,ヘンシュ.読者は観客と成り代わって,彼の舞台を眺めることになる.劇場に閉じこめられた観客同様,舞台の終わりまで目を離せない,つまり最後までページを捲らずにはいられない,強力に蠱惑的な一編.
・『新自動人形劇場』.からくり人形劇場を名物とする,とある市.人間や動物の動きのリアルな模倣を旨とし,精巧さを増していく人形作りの中にあって,名匠,ハインリッヒ・グラウムの作る人形はいつしか,これまでにない,異質なものへと変化していく.
・『協会の夢』.ある協会が,流行らない百貨店を買い取り,新装開店させた.次々に変化し続ける魅力的なディスプレイや,意外性をもって配置された様々な売り場に紛れて,「小川」や,「廃墟の柱」など,凡そ非常識なものを売る店舗が幾つも存在することが明らかになる.協会の恐るべき狙いとは….
・『パラダイス・パーク』.嘗てコニー・アイランドに存在し焼失した遊園地の変遷を辿る.地下/地上の双方で増改築を繰り返し,次々に大衆の度肝を抜くようなアトラクションが出現するのだが….
・何れも,天才的な人物或いは団体によって,ある物事が極限まで突き詰められていく様が描かれている.夥しい事物の描写の羅列によって細部のリアリティを保ったまま,読者を非現実の側にまで誘う濃厚な小説世界は,ちょっと,他の作家では味わえないものである.
・箱庭の魅力,ミニアチュールの魅力といったものも多分に感じられる.『協会の夢』などは,「ザ・タワー」というゲームを思い起こさせる.
■レオノール・フィニ / 夢先案内猫

夢先案内猫 夢先案内猫
北嶋 廣敏

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・フランスの画家の手になる幻想小説.
・「夢先案内猫(オネイロポンプ)」を名乗る,不貞不貞しくも麗しい猫に誘われて,「私」は幾つもの幻想を旅する.
・要するに猫が出てきてニャンニャンするはなし(イヤらしい意味で).
・裸の少年が,バター犬宜しく猫に体を舐めさせる,という,動物愛護団体から苦情が来そうな,割と直接的な描写もあったりする.
・古今の名画に描かれた猫が一斉に動き出す場面がハイライトなのだが,美術の方面に疎い僕には,今一つ映像を浮かべきれなかったのが残念至極だった.
・「夢先案内人」は,山口百恵の歌った名曲で,77年にリリースされたものだが,それを踏まえたタイトルだろうか.個人的に物凄く好きな曲である.
・主人公の性別について,はっきりとは示されていないように思われるのだが,女性だと断定している書評を見かけた.原文を見れば一目瞭然なのだろうか.
■日影丈吉 / 移行死体

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・ダンディズムの作家の手になる長編ミステリ.’63作.
・売れない画家の甘利は,ビルの居住権のために,居候の大学生,宇部と組んで,家主である,右翼政党「報国合力党」の党首,鳥山の殺害を企てる.
・アドバルーンに死体をくくりつけてビルの屋上に運び上げることを計画し,何だかんだで実行に移すのだが….
・屋上にあったはずの鳥山の死体が,10日後に遠く離れた八丈島で発見される.如何にして死体は移行したのか?みたいなストーリー.
・普段殆どミステリを読まないのでよく分からないが,ミステリとしてはいろいろ詰めが甘い気がする.主要な登場人物が死体を入れて6人と,とても少なかったりする上に,重要な人物が終盤で出てきたりするし,あまりあれやこれや推理する楽しみがあるようには思えない.プロットはそれなりに重層的だが.
・ニヒルを気取ってはいるが実際は狡くて臆病なだけの甘利といい,状況に流されまくりで如何にもモラトリアムな宇部といい,党首を名乗ってはいるが,その実弟夫婦しか党員がいない陳腐なカリスマの鳥山といい,どうにも虚無的な人物造形が成されているが,この時代の気分なのだろうか.60年に書かれた「非常階段」の主人公,八木原総一などにも,同様の気分を感じる.
・往時の八丈島の様子が描かれる後半部分は面白く読んだ.八丈方言はかなり独特のようだが,今でも使われているのだろうか.
・台湾を舞台にした「応家の人々」などの方が,エキゾチックな幻想性があって好きだなぁ.

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雑談(9/25)

こんばんは.
シルバーウィークとは誰が名付けたのか.ブロンズウィークとかもあるのでしょうか
(最近,「小宇宙」を「コスモ」と読めない子供が増えているそうです).
取り留めなく雑談です.
■盲獣vs一寸法師

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タマには時事ネタを.
「ミンシュ党の田中美絵子議員が乳を揉みしだかれている!」と話題になっている映画です.出始めの頃にDVDで見たのを懐かしく思い出したので言及します.
(色々記憶違いがあって,学生の時分にVHSで見たものだと思ってたんだけど,状況証拠から察するに,会社入ってからDVDで見てたんですね〜.5年前の記憶すら定かではないのに愕然としました).
「網走番外地」や「恐怖奇形人間」で知られる石井輝男監督が,江戸川乱歩の作品を映像化したもので,カルト方面からの話題性はそれなりにあったと思われます.結果的に,氏の遺作となってしまいました.
キャストも,主役にリリー・フランキー,明智小五郎役に,「鉄男」などで知られる映画監督の塚本晋也を配し,カメオ出演で丹波哲郎がチョロッと登場したりと,それなりに豪華なのですが,いかんせん,映像と演技がしょうもなさ過ぎます.
頑張って昔風の町並みを探し出したんだろうなぁ,と思わせてしまう,如何にもその辺でロケやって撮りました的な風景や,低予算感溢れるハリボテセットが,トホホ(死語)な味わいを醸し出している上に,デジタルビデオカメラで撮られた映像がクリアなだけに余計にチープさが際立ちます.
(まぁ,最近の,テレビドラマをスクリーン大に拡大しただけ,みたいなしょーもない邦画を見慣れてる人にはあまり違和感ないのかもしれませんが).
演技も,先に挙げた主演級のキャストは兎も角,脇役に於いては,演技に明るくない僕が見てもシロウト感丸出しの,学芸会レベルの演技力の人が多くて,そこを笑うべきなのか判断に困る有様です.
問題の乳揉みシーンは,その様な場面があったのは覚えていますが,女優さんの顔までは思い出せません.
そもそもワンカットしかないはずなので,どうしても見たいならどうぞという感じですが,一本見通すのはけっこうシンドイ映画なのでそのつもりで.
まぁ,映画でヌード披露してたからと言ってそんなに騒ぐ程のことでもないですよね.Vシネまでなら全然オッケーじゃないですか?
■江戸東京ねこづくし展
江戸東京博物館|江戸東京ねこづくし展
於江戸東京博物館@両国.過日,野暮用で錦糸町に出掛けた帰りに見てきました.
江戸から東京にかけての,人々と猫との関わりをテーマにした企画展.
最も目を惹かれたのが,「浮世絵のなかの猫たち」のコーナー.
歌川広重や歌川国芳の作品が多数.
擬人化されたネコちゃんもカワイくて和みますが,やっぱり美人とネコの取り合わせに敵うものはないですね〜.眼福でした.
その他,「化けネコづくし」や「作家と猫」など,興味深い展示が幾つも.
朝倉文夫さんの手になるネコの彫像も,まるで生きているかのようで素敵でした.
曲線の集合の造形美で,猫のそれに勝るものは果たして存在するのでしょうか.
折角の,猫好きホイホイな企画展なのに,カタログも物販も何もなかったのが,とても残念でした.(常設展の一角で開催されている小規模なものだったためでしょうが).
しかし,博物館の建物のバブリィさには驚きました.
エントランス階の3階が巨大な広場になっていて,その上に,更に巨大な高床式の建屋が乗っかっている,という,曰く言い難い威容を誇る建造物です.
東京の一等地たる両国の駅前に,こんなデッドスペースの多い建物を建てていいんかい,みたいな.
ねこづくし展は9/27までなので,会期はあと二日しかありませんが,猫好きの方はぜひぜひ.
■そうめんかぼちゃ
そうめんうり,金糸瓜とも呼ばれる珍野菜です.
前から食べてみたいな〜,と思っていたのですが,先般,ついに某所で手に入れる事が出来たのでご紹介.
初期状態はこんなです.まぁカボチャ,というか,瓜ですね.

輪切りにして水から茹でます.

茹で上がったのをほぐすと,あら不思議,麺状になります.

まずは,そうめんのように,そのまま麺つゆにつけて食べました.
味は殆どありませんが,シャキシャキとした歯応えがあって美味しい.
残りは,ゴマ醤油で和えて食べましたが,こちらもサッパリしていて旨かった.
夏場とか重宝しそうだし,もっと人口に膾炙しても良いのになぁ,と思いました.
以上.BGMは,MINMI / THE LOVE SONG COLLECTION 2006-2007
去りゆく夏.

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